イトウは今まさに激減し絶滅の危険にさらされています。

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チライの里・道東でイトウの将来を考える

北海道イトウ保護フォーラム2004 in あっけし
 チライの里・道東でイトウの将来を考える

この催しは終了しました。ご参加・ご協力いただいたみなさま、大変ありがとうございました。

 当日配布したプログラム(講演要旨など収録)pdf版は……こちら

開催の目的

 別寒辺牛川――。ラムサール条約登録湿地・別寒辺牛湿原(北海道厚岸町)を潤し、厚岸湖を好漁場たらしめているこの川は、わたしたちが愛してやまないイトウたちの聖域でもあります。一昨年、この川にとって初めてのダムが人知れず建設されていたことが発覚すると、各地でイトウ保護を求める声が沸き上がり、ダムはイトウたちのために再改修されることなりました。別寒辺牛川の自然環境をイトウが守ったのです。

 しかしいっぽう、道東のほかの河川では、イトウ生息地の環境は悪化の一途をたどっていると言わざるをえません。別寒辺牛川ダム問題の教訓とは何でしょうか。「チライ(=イトウを呼ぶときのアイヌ語)の里」とも呼べるかつての道東一帯の豊かな水域環境を、わたしたちはどうすれば再び取り戻すことができるでしょうか。過去、現在、そして将来を見通しながら、わたしたちが今とるべき針路を探ります。

北海道イトウ保護フォーラム2004 in あっけし チライの里・道東でイトウの将来を考える

◆とき 2004年11月21日(日曜日)午前10時〜午後1時

◆ところ ネイパルあっけし・道立厚岸少年自然の家 北海道厚岸郡厚岸町愛冠6

◆入場料 無料(ただし資料代として200円を申し受けます)

会場地図◆主催 イトウ保護連絡協議会(別寒辺牛川のイトウを守る会/釧路自然保護協会/オビラメの会/ソラプチイトウの会/斜里川を考える会/猿払村商工会青年部/朱鞠内湖淡水漁業協同組合)

◆主管 別寒辺牛川流域イトウ保護連絡協議会(厚岸自然を守る会/ウォルトンズクラブあっけし)

◆お問い合わせ
 別寒辺牛川流域イトウ保護連絡協議会事務局 竹田則幸
 電話/ファクス 0153-52-3055 電子メール


プログラム(敬称略)

開会あいさつ

第1部 イトウ座談会「むかし、イトウが『幻の魚』ではなかったころ」
出演 山代昭三(別寒辺牛川のイトウを守る会)/草島清作(尻別川の未来を考える オビラメの会) 司会 平田剛士(フリーランス記者)

第2部 パネルディスカッション「道東のイトウの未来」
●話題提供
▼平田剛士「矢臼別演習場内のダム事業」
▼石沢元勝(別寒辺牛川流域イトウ保護連絡協議会)「砂防ダムと酪農とイトウ保護」
▼川村洋司(北海道立水産孵化場)「別寒辺牛川水系土砂流出対策等検討委員会での議論から」
▼小宮山英重(野生鮭研究所)「別寒辺牛川ダム問題の教訓とは?」
●パネルディスカッション
パネリスト 川村洋司/石沢元勝/小宮山英重/山代昭三/草島清作/平田剛士
 コーディネーター 江戸謙顕(学術振興会科学技術特別研究員、イトウ保護連絡協議会事務局)

閉会あいさつ

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報道発表資料…… pdf版
フォーラム特製原寸チラシ…… html版 pdf版(A4判 A3判
過去の北海道イトウ保護フォーラム…… 2002年(ニセコ町)  2003年(南富良野町)

制作・著作/イトウ保護連絡協議会
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