平成18年12月21日
イトウ保護連絡協議会 殿
札幌防衛施設局事業部長
矢臼別演習場内風蓮川水系砂防ダム事業に関する要望に対する回答
(一)〜(三)及び(五)について
当局としては、平成18年9月21日に自然保護団体の案内でイトウの生息を過去に確認したとされる場所の確認を行った4河川について、平成19年度のイトウが遡上する時期等に、有識者等の意見を踏まえて調査を行いたいと考えており、また、三郎川流域第6号ダムその他の地域についても、必要があれば、調査対象に加えることを考えております。
知来別川支流についても、同様に、調査を検討してまいりたいと考えております。
風蓮川水系における魚介類の保護については、当局としては、矢臼別演習場・別寒辺牛川水系土砂流出対策等検討委員会での検討結果をも踏まえつつ、別海町と調整の上、適切に対応してまいりたいと考えております。
(四)について
当局において、平成16年度に実施した堆砂量の調査の対象は、比較的年数を経過したダムの堆砂状況を把握するため、設置後10年以上経過しているダムの中から選定しました。堆砂量は、風蓮川残流域第3号ダムが約700立方メートル、風蓮川残流域第6号ダムが約500立方メートル、白鳥川第4号ダムが約13,000立方メートルとなっております。
以上
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